「木工」という言葉には、非常に広範な用途、粉塵タイプ、プロジェクトサイズが含まれます。 学校の小さな木工作業場から、キャビネットや家具の製造、さらには一次製材や、合板やMDFなどの人工木工製品の製造/加工まで、広い範囲に及びます。 ドナルドソンは多様な製品シリーズ(850~229,366.4 m³/h/500~135,000 cfm)を取りそろえており、あらゆる木材関連用途に最適な機器を提供します。
集塵機やフィルターのエンジニアリングで100年以上の経験を持つDonaldson Torit®は、木材分野で最も信頼できるメーカーです。
木材粉塵(おがくず)は広義のカテゴリーで、色々な種類、サイズ、形状があります。 主な種類には次のようなものがあります。
一般的には、木材粉塵は3つの基本カテゴリーに分類できます。
クラスIの木材粉塵は軽/微細粉塵で、代表的なのは研磨機や手作業での研磨で発生するものです。
クラスIIの木材粉塵は中サイズで、のこぎり、ルーター、目地ごて、モールダー、シェイパーなどから発生するものです。
クラスIIIの木材粉塵は、プレーナー、エッジバンダー、旋盤、バンドソー、ミル/ホッグなどから発生する大きな繊維質の粉塵です。
ドナルドソンと当社の専門家チームが、木材用途に最適な集塵機のサイズと選定をお手伝いします。 お客様の作業場や工場調査を無料で実施し、技術的に信頼できる見積もりを迅速に提供します。 最適なシステムのサイズを決定するには、下記を含む主要情報が必要になります。
木材用途に適した集塵機を選定する際は、ユニットによる原材料の回収量と、回収した粉塵を貯蔵する機器のサイズを考えることが重要です。 ドナルドソンは、軽負荷用途向けの小型ドロアーやドラムから、中・大型サイズのビンやロールオフダンプスターまで、幅広いオプションをご用意しています。 以下に、排出装置の例をいくつかご紹介します。
シンプルなバグ排出
ダンプスター排出
ビンハウスとトランスファースクリューによる40ヤードのロールオフ
4ヤードビン
55ガロンドラム
安価でシンプルな局所集塵機が多く市販されていますが、
こうした製品は、ブロワー/ファンとバグまたはドラムだけで構成されています。 小規模な「趣味」レベルの作業場には実用的かも知れませんが、製造環境では問題を引き起こす可能性があります。 通常、これらの製品は軽量構造となっており、フィルターメディアの効率はそれほど高くなく、バグやフィルターの清掃も実施できません。 漏れや接続の問題も頻繁に発生します。 また、OSHAによる可燃性粉塵対策に適合していない場合があります。
サイクロン集塵機は木工市場をニッチマーケットとして提供されていますが、購入する場合は制約に注意する必要があります。
サイクロン集塵機には、メディアタイプデバイスが提供するフィルトレーション効率はありません。「アフターフィルター」バグやデバイスがないと、一定量の「ブローバイ」が発生したり、微細粉塵が通過してしまう可能性があります。 サイクロン集塵機では、アフターフィルターの使用が必須となります。 (OSHAの推奨事項に基づいて)サイクロン集塵機を屋外に設置する場合、アフターフィルターバグのセクションにもウェザー筐体を使用し、バグが雨やエレメントに曝されないようにする必要があります。 アフターフィルターバグやウェザー筐体を備えたサイクロン集塵機は、完全一体型のバグハウスやその他のデバイスと同等またはそれ以上の価格となるため、購入する場合には色々な選択肢を検討する必要があります。
木材粉塵に適した集塵機は複数あるため、1種類の集塵システムだけを製造しているベンダーからの購入には注意が必要です。
たとえば、カートリッジ集塵機のメーカーであれば、バグハウスやその他のデバイスの方が繊維状粉塵や重量粉塵に適している可能性があったとしても、カートリッジ集塵機のソリューションしか提供できない場合があります。
Model | Product Family | Use | |
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