薄型、大風量、低騒音により、Phyllis Morris社は近隣への配慮を実現

カリフォルニア州ウエストハリウッドにあるPhyllis Morris Originals社は、美しい木材などの素材を使用した手作りの高級家具を製作しています。 おがくずは、木工所の加工機、テーブルのこぎり、仕上げ作業から発生します。 近年の事業拡大により、古いバグハウスの集塵機では、木工所が必要とする風量を確保できなくなりました。

工場の敷地は住宅地に隣接しているため、運転の静音化、低排出、低背設計が交換決定の重要な要素となりました。 製造担当副社長のBrett Schervone氏は、さまざまな検討の結果、よりスマートで小型のTorit® PowerCore®集塵機を発見しました。

従来のバグハウスよりも小型化

Schervone氏は、20 hpのファンを備えた7,000 cfmの風量用に設計されたTorit® PowerCore®型式CPC-12を選択しました。 集塵機には12個のPowerCoreフィルターパックが含まれ、それぞれのサイズはわずか高さ7" x 長さ22"です。 フィルターハウスの高さは4フィート、脚部とホッパーの上に設置され、全高は12フィートです。 小さなサイレンサーボックスが清浄空気のアウトレット上に取り付けられています。 対照的に、7,000 cfmのエアフローを使用する従来のバグハウスは、高さが2倍以上の28フィートで、長さがそれぞれ8フィートのフィルターバグが81個備えられています。

フィルトレーションの改善=近隣地域における排出量の削減

ドナルドソンの高機能ファインファイバーフィルターメディアであるUltra-Web®は、PowerCoreフィルターパックで優れたフィルトレーションを実現します。 テストにおいて、Ultra-Webは、従来の16オンスのポリエステル製フィルターバグと比較して排出量が78%削減されています。

大量の粉塵が発生するため、Schervone氏は大容量のホッパーソリューションを必要としていました。 Donaldson® Torit®には、2ヤードの容量を有するダンプスターが備えられており、これは、55ガロンドラム7個に匹敵する大きさです。 ドナルドソンが提供するダンプスターの空気作動式の蓋はしっかりと密閉されるため、漏れや粉塵の再飛散を防ぎ、回転式エアロックバルブが不要となります。 ダンプスターはレール上にあるので、フォークリフトで簡単に持ち上げて他の場所へ廃棄できます。

6か月の定常運転の後、システムの圧力損失は1.4～1.6 "wgで発生します。 トリットのPowerCoreは静音運転のため、近隣地域の迷惑となりません。

優れたメンテナンス性

フィルター点検時に、集塵機内のフィルターの数を減らす主な利点の1つに気付くはずです。 Torit® PowerCore®ユニットには、点検対象のフィルターが24個しかありません。 わずか高さ7" x 長さ22"で、フィルターパックはすべて工具なしで取り外すことができ、片手で持ち上げることができます。

新しいフィルターの設置も非常に簡単です。 フィルターパックをチューブシートの穴に入れ、2つの蝶ナットで固定します。 ガスケットはフィルターパックに不可欠であり、フィルターを交換するたびに新たに密閉します。 フィルターパックは自動調心式であり、逆さまに取り付けたり、逆向きに取り付けたりすることはできません。 また、フィルター保持デバイスのハードウェアは拘束されているため、誤って落としたり、置き忘れたりすることもありません。

目標達成

Schervone氏は、「トリットのPowerCore®集塵機を使用することで、近隣地域にとって目障りになることなく、より高い風量、よりクリーンな空気、より静かな運転の粉塵システムへとアップグレードできました」とコメントしています。