業界: ガラス製造
問題: 大量の粉塵捕集と水分により、ソーダ灰が固まってフィルターが早期に目詰まりしていました。
解決策: ドナルドソントリットのDura-Lifeフィルターバグは、2年間、低いΔPを維持しています。
ガラス製造は集塵の用途として特に難易度が高いものです。少しでも湿気があるとソーダ灰とシリカがセメント状になってフィルターバグをコーティングし、すぐに目詰まりするためです。
食品・飲料業界向けにガラス容器を製造する米国の某大手企業は、こうした課題について熟知しています。 同社のソーダ灰はFlex-Kleen®集塵機を備えた100フィートの屋外サイロに貯蔵されていましたが、集塵機内のバグは、湿気による継続的な汚染により硬化したソーダ灰で「固まって」いました。 既存のシステムを修正しようと100万ドル近くを費やした後で、この顧客は最終的にDonaldson® Torit®を試すことにしたのです。
Dura-Life®フィルターバグを備えたドナルドソントリットのDalamatic®インサート型(DLMV)集塵機が各ソーダ灰サイロの上部に取り付けられました。 DLMV集塵機はハウジングがないため優れたビンベントです。より正確にいえば、既存のダクトやサイロに取り付けて使用します。 この分散型の方法では、粉塵はダクトを使って集約されるのではなく、発生箇所で捕集されます。
ソーダ灰には高い吸湿性がありますが、Dura-Lifeフィルターメディアの表面捕集特性により、灰が固まる前に迅速なパルスクリーニングを実施できます。
Dura-Lifeフィルターバグの設置以来、その集塵機は24時間年中無休で稼働しました。 8,700時間以上の連続運転の後でも、平均的な圧力損失は2~4 "wgに留まり、 ほぼ2年間稼働した後も、同じDura-Lifeフィルターがまだ正常に機能していたのです。
粉塵 | ソーダ灰 |
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用途 | ガラス製造 |
集塵機 | ドナルドソントリットのDalamaticインサート型集塵機(DLMV) |
負荷 | 重度、吸湿性 |
デューティサイクル | 24時間/週7日 |
現在のDP | 2~4 "wg |