溶着 式

ドナルドソンの溶着 式筐体保護ベントは、ほぼすべてのサイズと形状に設定でき、デバイスの動作に悪影響を与えることなく粒子、液体、加圧の問題から筐体を保護できます。

ドナルドソンの溶着 式筐体保護ベントは、さまざまな部品ソリューションを統合ベントソリューションと組み合わせ、環境に関係なく用途における性能が発揮されるようにします。 

溶着 式ソリューションには、構成可能なプラスチック製ハウジングに適用される正確な溶着 プロセスと組み合わせたePTFEメディアが含まれる場合があります。 ドナルドソンのエンジニアがお客様と協力して、適切なメディア処理（例：撥油性、疎水性）と溶着 方法を確認し、お客様の統合ベントソリューションが最適なものになるよう努めます。  

ePTFEメディアを独自のプラスチック製ハウジングに溶着 できるお客様には、ドナルドソンがサイズや材料の組み合わせをカスタマイズして作成します。 ドナルドソンの経験豊富なエンジニアがお客様と協力し、用途に必須のパラメータを決定し、最高のソリューションを生み出します。

主な機能とメリット

• デバイスへの有害な粒子や液体の侵入を防止
• 標高と温度の変動時に一定の圧力平衡化が可能
• 高効率の粒子除去
• ガスのベントと両方向の圧力平衡化
• 1から8までの疎油性評価
• IP44からIP67/IP68までのIP規格
• 適用とデバイスへの統合が簡単
• サイズと形状のカスタマイズが可能

標準材料

• 多くのオプションで、ドナルドソン独自のTetratex™ ePTFEメンブレン、織布、不織布、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエステル/ポリエチレンなどの押出材を使用
• 疎水性および疎油性の吸音材が利用可能
• メンブレンの厚さ： 0.3 mm未満（0.012インチ未満）
• 連続使用温度範囲： -40°C～149°C / -40°F～300°F
• 0.1ミクロンの粒子で99.97%の最小効率
• リクエストに応じて材料データシートを入手可能

取扱説明書

• ベントを取り扱う際は、手袋を着用するか、丸型のピンセットを使用する
• 設置面が清潔で、油、粒子、その他の汚染物質が付着していない状態にする
• 自動ベントディスペンサーを使用する場合は、ディスペンサーの説明書に従う
• 手動でベントを設置する場合、ベントがライナーを超えて簡単にアクセスできるようになるまで、ライナーをベントの下に回す
• ベントが破損する可能性があるため、ライナーからベントを取り外したり、ベントを折り曲げたりしない

溶着 式アセンブリーの一般的な構造

溶着 式アセンブリーは、接着剤で熱的に取り付けられた、またはプラスチック製ハウジングにオーバーモールドされたフィルター素材で構成され、ベントアセンブリーとして提供されます。

代表的な溶着 式アセンブリーを以下にご紹介します。

• 高効率PTFEメンブレン - 粒子状、疎水性、疎油性のバリアとして機能し、必要なガスを通過させます
  
• プラスチック製ハウジング - フィルター素材を組み込み、筐体に合わせて設計されます。 さまざまな熱可塑性物質、エラストマー、その他の材料も利用できます

包装オプション

• 溶着 式メディア：
  • クリーンルーム環境で製造、検査、包装
  • 軽い粘着性の連続した剥離ライナーで提供： ポリエチレン製コアあたり2,000～5,000部品
  • 別途指定がない限り、クリーンルーム用バッグで密封されたロール
  • 保護ライナーのオプション
     
• 溶着 式アセンブリー：
  • クリーンルーム環境で製造、検査、包装
  • クリーンルーム用バッグで密封し、積み重ね可能なトレイで提供。ロボットまたは他の自動装置で取り出し可能
  • クリーンルーム用バッグで一括包装