ミネアポリス(2019年5月20日) - フィルトレーション分野で革新的な製品、ソリューションを提供する世界有数のメーカー、ドナルドソン(NYSE: DCI)は今週、ミネソタ州ブルーミントンの本社敷地内で1500万ドル相当のマテリアル研究センターの工事を着工しました。
起工式ではバイスプレジデント兼最高技術責任者のMichael Wynblattが、「フィルトレーション市場をリードするには、優れたフィルターメディアが重要です。そのためには科学的な基盤が不可欠です」と語りました。
- ドナルドソン バイスプレジデント兼CTO、Michael Wynblatt
ドナルドソンでエンジニアリング、テクノロジー、オペレーションを担当するスタッフは、今後もこれまでどおり、お客様の機器やテクノロジーの進歩に合わせ、発展型要件を予測し、当該要件を満たすソリューションを開発していきます。 ドナルドソンの有効特許件数は、米国特許と国際特許を合わせて1,800件を超えます。また、ドナルドソンは、100か所を超える技術ラボ、多数のエンジニア、科学者、技術者を擁しています。
マテリアル研究センターなどといった研究開発投資を行うことで、才能ある技術者を呼び込むことができます。マテリアルとテクノロジーにイノベーションを起こし、商品化を成功させるうえで、こうした人材は不可欠です。
ドナルドソンの会長、社長、最高経営責任者を兼務するTod Carpenterは、次のように補足しました。「この施設への投資は、新しいマテリアルの開発、新しいテクノロジーによる多様化、新しい市場への参入といったドナルドソンの取り組みを支え、長期的に力強い収益力と成長を維持する布石となります。 ドナルドソンは1世紀以上にわたって、フィルトレーションソリューション業界をリードしてきました。このマテリアル研究センターによって、今後もリーダーのポジションを維持することができます」
マテリアル研究センターのオープンにあたり、ドナルドソン本社で働く1,100人の従業員に、新しく6人の研究者、エンジニアが加わることになります。 同センターの17,000平方フィートにおよぶ設計はTKDA社、建設はGardner Builders社が担当しています。 オープンは2019年11月を予定しています。